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インテリアに色を取り入れよう!「緑」編

緑色が人の心理面に与える効果

緑色といえば言わずもがな自然の中にある植物の色です。
森林浴といった言葉があるように、人は自然の緑に囲まれるとそれだけで爽快な気分になります。
ギスギスした環境にならないようにオフィスの中に観葉植物を配置しているという職場も多く、ほんのちょっとの緑色であってもそこにあるというだけで人の心には大きな影響があります。

緑色は好きな色としてあげられることが多い色ではありますが、反面でファッションに取り入れるのはちょっと難しい色でもあります。
というのも緑色が顔の近くにあるとどうしても顔色が悪くなってしまうので、上手に着こなすのはかなりテクニックが求められてしまうからです。

逆に言うと緑色を上手にファッションに利用することができる人というのはおしゃれの上級者と言ってよく、他の人とはちょっと違った個性的なファッションスタイルを目指したいという人におすすめです。

ファッションとして使用するのは難しい緑ですが、室内のインテリアとして用いる難易度はかなり低く手頃な色です。
最初に例に出したように無機質なオフィスにちょっと観葉植物があればそれで印象が変わるように、特に何らかの工夫のない部屋であっても緑色のアイテムは違和感なく馴染んでくれます。

ですので室内の雰囲気がなんとなく地味と感じるなら、緑色のインテリアや観葉植物をちょっと片隅にでも置いてみるとよいでしょう。

緑を室内に配置する場合の注意点

緑色は人の視界に入るとそれだけでよい心理効果をもたらしてくれますので、できるだけ人が多く通る場所や目に入りやすいポイントに置くのがよい方法です。

ただしごちゃごちゃと散らかった場所や、狭いスペースに無理やり押し込むようにして使用してしまうと緑色の持つ空間の広がりや開放感が台無しになってしまいますので、置く場合には周囲のスペースを十分に確保するようにしましょう。

緑色が象徴する意味の一つに「調和」ということがあり、これは人間関係や心の平安といったところに結びつきます。
ですのでもし大きな緑色のインテリアを置きたいということなら、人が多く行き交うリビングやダイニングがおすすめです。

緑色はほうれん草やバジルなど食卓に頻繁に登場する葉物野菜の色であるので、食事スペースに置くときの相性も抜群です。
緑色を見ていて感じる調和は、その人の心を穏やかにするとともに周囲にいる人に対して心を開きやすくしてくれるという効果にもなります。

ですので家族が一緒に語らうスペースであるリビングやダイニングへの配置は最もおすすめで、他にも夫婦のスペースである寝室に使用してみるとよいでしょう。
緑色は光沢感のある色であっても他の色との馴染みが非常によいので、黄色や赤といった色と組み合わせても違和感なく置くことが可能です。